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伊豆のソウルフードへ繋げる未来【スパイスカレー GiNiZU(ジニーズ)】

 
「これがカレー?玉ねぎの炒め方知ってる?」

そう言って、スパイスカレー専門のレシピ本を数冊、当館で修行中の
スタッフ稲葉(20 代 / 伊東市出身)に手渡したのが半年前の春先の事でした。

しかし、彼が2度目に「食べてください」と
持ってきたカレーをひと口食べて、私は衝撃を受けました。

なんと彼は、1回目とは比べものにならない程、
シェフである私をも納得させる味まで仕上げてきたのです。
私は彼の本来持っているセンスの良さ、伸び代に期待したくなりました。

そこでまずは、2023年7月にオープンした「サウナ付き客室」用の
「サウナ飯」として、お夜食カレーの開発を任せたのが始まりです。

そこから半年におよび、オーナーシェフである私のOKが出るまで
スパイスの配合・素材選び・調理温度・煮込み時間など徹底的に研究し、
60回以上の試作を重ねて特製スパイスカレーが誕生しました。

 
伊豆のソウルフードといえば?

何が思い浮かぶでしょうか…?

「富士宮」であれば「富士宮やきそば」が有名ですが
「伊豆」となるとパッと出てこない方が多いです。
でも実は、伊豆には郷土料理として「まご茶漬け」が存在します。

しかし、旅行者のほとんどの方はその存在を知りません。
そこに、私は危機感を持っていました。

ご当地ソウルフードがあれば、地域活性化に繋がります。
お客様も伊豆の味を、楽しく美味しく召し上がっていただけますし
良い食材を作ってくれている生産者の方へも良い循環が生まれます。

私はここを強化したいと常々考えていたのです。


 

サウナ飯から伊豆のソウルフードへ

ある日、ふと頭をよぎりました。
「スパイスカレー」と「まご茶漬け」を合わせたら絶対にうまい、と。
すでに稲葉のスパイスカレーは仕上がっていた頃でしたが
更なる開発とアップデートを依頼することにしました。

そこから試行錯誤を経て、出来上がったのが
今回の【 スパイスカレー GiNiZU(ジニーズ) 】です。


 

伊豆の未来を担う逸品へ

伊豆の未来を見ていてください。
【 富士宮といえば、富士宮やきそば 】と肩を並べ
【 伊豆といえば、スパイスカレー × まご茶 】が定着し、
広く愛される存在になっていると思います。

その裏側で、伊豆の未来を盛り上げているのは
このメニューを開発したスタッフ稲葉です。
口数は少ない男ですが、伊豆の未来を担う若手料理人として、
見守っていただけましたら幸いです。

伊豆高原オーベルジュ ベルエキップ
オーナーシェフ 宮越 紀充

 
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スパイスカレー「ジニーズ」3つのストーリー
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▶ 1. スパイスカレー GiNiZU(ジニーズ)誕生
▶ 2. 病みつきになる感動の味の秘密
▶ 3. 伊豆のソウルフードへ繋げる未来( この記事 )
 



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2024.12.20NEWS